編笠十兵衛
弱い者いじめの消費税率up反対、信教の自由を侵し・憲法第9条を破棄しようとしている憲法改正反対のboxychanです。
昨日は、12月14日。
赤穂義士の討ち入りの日
です。
去年のブログでも書きましたが、我が家では、毎年この日には、以前やった大河ドラマ
元禄繚乱
の討ち入りの回を見ることになっています。
もちろん、昨日も見ました。
また、この季節には、池波正太郎の忠臣蔵三部作を読んでいます。
最近、読み終わったのが、
「編笠十兵衛」(新潮社刊)
将軍家に直接意見するという秘名を帯びている旗本-中根家-の家人である、月森十兵衛は、実は、あの剣豪、柳生十兵衛の孫でした。
彼の主人である中根は、浅野内匠頭と吉良上野介の刃傷沙汰で、将軍綱吉が喧嘩両成敗をしなかったことで、綱吉を責めます。
そして、自分の非を認めた綱吉が、中根家に赤穂の浪人たちが吉良を討ち取れるように手助けすることを命じます。
そして、その時こそ、必ず喧嘩両成敗の掟を実行すると約束をします。
十兵衛は、堀内源左衛門の道場で同門の、奥田孫太夫と堀部安兵衛の引き合わせで、赤穂浪士たちと顔見知りになり、なんとか討ち入りを助けようとします。
そのために、彼は自分の家を焼き、その普請を吉良邸を改造した大工の棟梁に頼み、その頭領から巧みに吉良邸の間取りを聞き出したりします。
また、吉良邸を警備している舟弥九郎という恐るべき剣客との駆け引きあり、堀内源左衛門道場の話ありと、昔の東映オールスター総出演の忠臣蔵映画(古い!)のようなエンターテイメント満載の小説です。
忠臣蔵三部作の二作(おれの足音、堀部安兵衛)が、討ち入りの当事者の目で見た忠臣蔵ですが、この話は、討ち入りを支えた人々の話で、同じ討ち入りという事件を違う視点から見ていて面白かったです。
史実では、もちろん十兵衛などはいなかったわけですが、浪士たちの討ち入りを多くの人たちが支えたことは間違えないことだと思います。
この小説を読むと、その感じが何となく想像できました。
我が家にあるのは、一巻ものですが、現在は、二巻ものの文庫で字も大きくなって書店に並んでいます。
ぜひ読んでみて下さい。
ただし、よほど注意して読まないと、読み続けてしまって、師走の忙しいときに仕事や家事が滞っても、当方は責任を持ちませんよ。




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