2006年12月15日 (金)

編笠十兵衛

弱い者いじめの消費税率up反対、信教の自由を侵し・憲法第9条を破棄しようとしている憲法改正反対のboxychanです。

昨日は、12月14日。
赤穂義士の討ち入りの日
です。

去年のブログでも書きましたが、我が家では、毎年この日には、以前やった大河ドラマ
元禄繚乱
の討ち入りの回を見ることになっています。
もちろん、昨日も見ました。

また、この季節には、池波正太郎の忠臣蔵三部作を読んでいます。

最近、読み終わったのが、
「編笠十兵衛」(新潮社刊)

将軍家に直接意見するという秘名を帯びている旗本-中根家-の家人である、月森十兵衛は、実は、あの剣豪、柳生十兵衛の孫でした。
彼の主人である中根は、浅野内匠頭と吉良上野介の刃傷沙汰で、将軍綱吉が喧嘩両成敗をしなかったことで、綱吉を責めます。
そして、自分の非を認めた綱吉が、中根家に赤穂の浪人たちが吉良を討ち取れるように手助けすることを命じます。
そして、その時こそ、必ず喧嘩両成敗の掟を実行すると約束をします。

十兵衛は、堀内源左衛門の道場で同門の、奥田孫太夫と堀部安兵衛の引き合わせで、赤穂浪士たちと顔見知りになり、なんとか討ち入りを助けようとします。

そのために、彼は自分の家を焼き、その普請を吉良邸を改造した大工の棟梁に頼み、その頭領から巧みに吉良邸の間取りを聞き出したりします。
また、吉良邸を警備している舟弥九郎という恐るべき剣客との駆け引きあり、堀内源左衛門道場の話ありと、昔の東映オールスター総出演の忠臣蔵映画(古い!)のようなエンターテイメント満載の小説です。

忠臣蔵三部作の二作(おれの足音、堀部安兵衛)が、討ち入りの当事者の目で見た忠臣蔵ですが、この話は、討ち入りを支えた人々の話で、同じ討ち入りという事件を違う視点から見ていて面白かったです。

史実では、もちろん十兵衛などはいなかったわけですが、浪士たちの討ち入りを多くの人たちが支えたことは間違えないことだと思います。
この小説を読むと、その感じが何となく想像できました。

我が家にあるのは、一巻ものですが、現在は、二巻ものの文庫で字も大きくなって書店に並んでいます。
ぜひ読んでみて下さい。
ただし、よほど注意して読まないと、読み続けてしまって、師走の忙しいときに仕事や家事が滞っても、当方は責任を持ちませんよ。





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2006年11月29日 (水)

忠臣蔵三部作-おれの足音(上・下)-

弱い者いじめの消費税率up反対、信教の自由を侵し・憲法第9条を破棄しようとしている憲法改正反対のboxychanです。

今読んでいるのが、三部作の二つ目、
「おれの足音-大石内蔵助-(上・下)」

私の世代だと、大石内蔵助といえば、やっぱり長谷川一夫ですよ。
「おのおの方。」
というやつ。
あの内蔵助は格好いいですよ。

ところが、この池波版大石内蔵助は、お世辞にも格好いいとは言えません。
少年時代に剣術の試合中に、いねむりして相手に頭をポカポカ叩かれて、コブだらけになったり。
備中松山藩の城明け渡しの受城士として行くときに、馬にゆられて居眠りして、鞍から落ちそうになって、見物人に笑われたり。
とにかく、全然格好良くありません。
ほんとにただのおじさん。
どちらかというと脱力系キャラ。

本当は、赤穂藩の国家老として、のんびりと昼寝をしながら人生を楽しみたかったおじさんが、歴史の波の中で、止むに止まれず討ち入りをする。

他の忠臣蔵ものが、松の廊下、内匠頭切腹、吉良邸討ち入りという事件中心に書かれているのと対象に、この小説は、内蔵助という人の人生にスポットを当てて、彼の生き様を描いています。

普通のおじさんの私も、読んでいて色々と考えさせられることが多いです。

内蔵助が国家老として、仕事は家来たちに任せて、いちいち細かいことまで気にしないで、仕事を任せた人の人柄だけを見ていれば間違いないと考えていた。

これは、私も同感だなあと思いながら読んでいます。

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2006年11月28日 (火)

忠臣蔵三部作-堀部安兵衛(上・下)-

弱い者いじめの消費税率up反対、信教の自由を侵し・憲法第9条を破棄しようとしている憲法改正反対のboxychanです。

11月末から12月中旬に向けての私の毎年の定例行事は、池波正太郎が書いた、忠臣蔵に関する小説3部作を読むことです。

・堀部安兵衛(上・下)
・おれの足音(上・下)
・編笠十兵衛

先ずは、堀部安兵衛(上・下)のお話。

堀部安兵衛というと、ほとんど高田馬場の決闘と討ち入りしか知らない人がいますが。
私もその中のひとりだった。

この小説は、
・新潟の新発田での少年時代に直面した父の死(無実の罪に抗議しての切腹)
・新発田を脱出してからの流浪生活
・彼をもてあそんだ女性を捜し求めての旅
など、安兵衛をスーパーヒーローとしてではなく、悩み苦しみながら成長していく青年剣士として描いています。

また、そのような苦節の中で、安兵衛を助けてくれる多くの大人たちとの出会いが描かれています。
特に、京都での大石内蔵助との出会いが、彼の自暴自棄な生き方を変えさせる大きな力となったことが書かれています。

そのとき、安兵衛は、自分の彼女を年長の友だちである中津川佑見に取られて、二人を捜して殺すために、祖父の形見の脇差しを売ろうとします。
そこに居合わせた内蔵助は、安兵衛の状況を見て、五両のお金を渡します。
そして、これは上げるのではなく、あなたに貸すのだ。
だから、必ず将来、自分でこのお金を返すようにと諭します。

その一言で、安兵衛は、自分の今の姿を見つめて、自分のいのちと将来を大切にすることを悟ります。

そして、その後、旅の空で難儀しているところを、菅野六郎左右衛門に助けられて、菅野と義理の叔父甥の関係になり、あの高田馬場の仇討劇へと進んでいくのです。

とにかく、彼の周りには、荒削りでダメなところが多い安兵衛を愛して、彼をかばい、彼に力を貸して応援してくれる大人たちがたくさんいるのです。

今回、改めてこの小説を読んで、自分を含めて、今の時代の大人たちは、この小説に登場する大人たちのような目で、少年や青年たちを見ているだろうか。
そして、少年や青年たちをかばい、助け、応援してあげているだろうかと考えさせられました。

もし、私たち大人が少しでもそのような思いをもって、子どもたちや青年たちに接していったら、いじめの問題や自殺の問題に、少しでも風穴が開けられるのではないかと思います。

そういう意味で、キリスト教会に集まる大人は、この小説に出てくる大人たちのような広い心、子どもや青年たちを受け止めてあげる心を持てたらいいなあと思いました。

きっとそれが、この世知辛い、ピリピリした世の中で、教会がオアシス的な働きができるのだと思います。

先ず、人のことではなく、自分がそのような大人になりたいと祈りつつ。

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2006年11月18日 (土)

京都の本その2

Book2_1弱い者いじめの消費税率up反対、信教の自由を侵し・憲法第9条を破棄しようとしている憲法改正反対のboxychanです。

昨日に続き、京都の本その2。

京都通り名マップ
-これでいきなり京都通-
昭文社 500円(税込み)

本ではなくて、地図なんですが・・・。
どんな地図かというと、縦横に格子の目のように通っている京都の通りの名前が、全部書いてある地図なのです。
普通のガイドブックは、大きな通り-四条通、丸太町通りなど-しか出ていないのですが、これは、市内の中心街については、路地クラスの細い通りまで全部出ています。
そして、京都の名所的な場所や電車の駅なども重ねて表示されています。

よく京都は縦と横の通りの名前で場所を特定すると言われますが、これがあれば、
五条柳馬場柏屋町通り上る
なんて言われても、一発で分かります。

だから、どうだというのだ・・・。
と突っ込みを入れられそうですが、京都に行ったら、自分がどこにいるかとこれから行こうとしている場所がどこにあるかをすぐに特定できて、行き方や最短距離が分かって、これは便利ですよ。

私は、地図とか時刻表が好きで、この二つを見ていれば、想像で旅行気分が味わえるのです。

それで、実際に現地に行ったときに、自分の想像と実物がどのくらい合っているかを確かめるのが楽しいのです。

今晩も、昨日紹介したガイドブックとこの地図を広げて、紙の上での京都旅行を楽しみます。

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2006年11月17日 (金)

京都の本その1

Book1弱い者いじめの消費税率up反対、信教の自由を侵し・憲法第9条を破棄しようとしている憲法改正反対のboxychanです。

この季節になると、紅葉の京都に行きたくなる、私。

まあ、せめてもその気分と、京都の本を買い込んで、夜な夜な読んでいます。

今日は、京都の本その1をご紹介。

清水泰博
「景観を歩く京都ガイド」-とっておきの1日コース-
岩波アクティブ新書 940円+税

この本は、筆者お勧めの歩いて回る9つのコースを紹介しています。
そして、なんと、どのコースの紹介を読んでも、訪れる場所のいわれや歴史などがほとんど書いていないガイドブックなのです。

じゃあ何なのよ?となるのですが・・・。

筆者は、東京芸大デザイン科の助教授で京都出身とのこと。
それで、筆者は、普通のガイドブックに書いてあることをほとんど省略して、それぞれの建物や場所(山や川など)が持っているデザインに注目して、建物の配置の仕方とか、参道の作り方、庭の配置の仕方などについて、しろうとの私たちでも、京都の町や建物などが持つデザインの素晴らしさについて、分かりやすく解説しています。

私も今まで、こういう視点で京都の町を見たことがなかったので、まさに目から鱗のガイドブックです。

また、帯にあるように、「京都を歩いて楽しもう」と、観光スポットの寺院だけではなく、その周辺を歩くことにこだわっています。
京都観光は、スポットになる寺院や名所の間を交通機関を使って、さっと通過するのではなく、その間を歩いてこそ、路地に首を突っ込んでこそ、楽しいのだという主張。
私も大賛成です。

ちょっと毛色の変わったガイドブックで面白いですよ。

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2006年10月30日 (月)

獅子

弱い者いじめの消費税率up反対、信教の自由を侵し・憲法第9条を破棄しようとしている憲法改正反対のboxychanです。

先週前半に読んでいたのが、
池波正太郎
「獅子」
中公文庫

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2006年10月29日 (日)

剣客群像

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読書の秋、寝る前のひとときを、本の世界に遊んでいます。

一昨日から読み始めたのは、
池波正太郎「剣客群像」文春文庫

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2006年10月21日 (土)

真田太平記

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9月末から、ついに池波正太郎の長編小説、「真田太平記」(全12巻)を読み始めました。
8月に日帰りで、真田太平記の舞台、長野県上田に旅行しているだけに、今回は、今まで以上に、頭の中に地形や風景が沸き上がってきて楽しい夜の一時を過ごしています。

ちなみに、現在、12巻目のはじめを読んでいます。
気がついてみると、あと一巻で終わりではありませんか!

でも大丈夫。
真田太平記には、実は続編があるのです。
「獅子」
これは、真田親子の中で一人生き残った、真田信之の晩年を描いた作品。
徳川幕府によって上田から松代に移された真田藩を、徳川幕府がつぶしにかかるというお話。
ところが、90才を過ぎた信之が見事にその陰謀を打ち砕いて、真田家の危機を救います。

その他にも、「恩田木工」他、色々な真田物の短編があるので、しばらくは真田ワールドを楽しめそうです。

来年は、一泊旅行で、上田、松代、真田の庄に行きたいなあと思っています。

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2006年8月23日 (水)

戦国漬け

弱い者いじめの消費税率up反対、信教の自由を侵し・憲法第9条を破棄しようとしている憲法改正反対のboxychanです。

最近、また池波を読み始め、現在は、戦国時代物に漬かっています。
今読んでいるのは、忍びの女(上・下)。

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2006年7月28日 (金)

目力

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昨日のブログで、池波正太郎の「夜の戦士」の話を書きました。
そうしたら、やはり読みたくなってしまって・・・。

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2006年7月27日 (木)

クリスチャンの風林火山

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来年のNHK大河ドラマは、「風林火山」だそうですね。
今回は、井上靖原作のものをやるとのこと、武田信玄の軍師である、山本勘助の物語です。

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2006年7月24日 (月)

絶筆

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このところ、夜寝る前に、池波正太郎の仕掛け人梅安シリーズの文庫本を読んでいました。

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2006年3月 4日 (土)

知恵の大切さ

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クリスチャンは、日曜日の礼拝以外にも、毎日必ず聖書を読んで、お祈りする時間を持っています。

私たちの教会では、毎日聖書を読むことを助ける聖書日課として、クレイという月刊誌を使っています。

毎週、土曜日は、旧約聖書の箴言(金言集)から、毎週少しずつ読むようになっています。

「知恵を得ることは、黄金を得るよりはるかにまさる。悟りを得ることは銀を得るよりも望ましい。」(箴言16章16節)

エコノミックアニマルと呼ばれてきた日本人にとって、一番大事なものは、やはり金銀(お金)でしょう。
ところが、聖書は、それよりも私たちが知恵と悟りを手に入れることの方が、ずっと大切なのだと教えています。

知恵というのは、応用力といってもいいと思います。悟りは、理解力。
ですから、物事をきちんと理解して、それを自分の目の前の問題や人間関係、自分の人生に応用していく。
このことが本当にできたらとてもすばらしいですね。
これらのものは、残念ながらいくらお金を積んでも手に入れることはできないでしょう。

それで、聖書は、私たちにこのように勧めています。

「あなたがたの中に知恵の欠けた人がいるなら、その人は、だれにでも惜しげなく、とがめることなくお与えになる神に願いなさい。そうすればきっと与えられます。」(新約聖書ヤコブ1章5節)

金銀よりももっと大切な、知恵と悟りに満たされた人になりたいと、つくづく思っているBoxychanでした。

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2006年3月 2日 (木)

聖書の一番長~い章

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昨日の夜は、聖書の一番長~章に家族でチャレンジしました。

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2006年2月19日 (日)

「ナルニア国物語」ガイド-家族で楽しむために-

narnia1弱い者いじめの消費税率up反対のboxychanです。

先日ブログで書いた、CSルイスの「ナルニア国物語 ライオンと魔女」の封切りが、3/4(土)に迫ってきました。

今回は、『「ナルニア国物語」ガイドブック-家族で楽しむために-』という本のご紹介

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2006年2月11日 (土)

再びOne Year Bible

oneyear弱い者いじめの消費税率up反対のboxychanです。

去年の9月19日のブログに、One Year Bibleの話を書きました。

英語の聖書には、旧約聖書、新約聖書を1年間で読めるように編集し直した聖書があります。
私が使っているのもその一つ。
New Living Bible(NLT)という訳の聖書の"One Year Bible"(1年間聖書)です。

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2006年2月 8日 (水)

病は気から?

最近、夜寝る前に、池波正太郎の「鬼平犯科帳」シリーズを読んでいます。

第5巻に、「おしゃべり源八」というお話があります。

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2006年2月 6日 (月)

人生を導く5つの目的

purpose弱い者いじめの消費税率up反対のboxychanです。

全米のベストセラーの本を買いました。

すでにキリスト教関係のあちらこちらのブログで紹介されている本ですが。

リック・ウォレンというアメリカの牧師が書いた、「人生を導く5つの目的」

少し大きめの本屋さんやアマゾンでも買えます。

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2005年10月24日 (月)

剣に没入=委ねること

このところ読んでいる、「剣客商売」の話の続き。

第7巻の最後にある「決闘・高田の馬場」という、どこかで聞いたような題の話を読みました。

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